生命保険・損害保険業界の特徴
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こんにちは!Kすけ(@keeesuke8)です!
生命保険・損害保険業界の特徴
生命保険と損害保険、そして医療保険や介護保険などの
第三分野保険を商品とする業界ですが、
最近では業態の垣根が取り払われつつあり
取扱商品も多岐に渡っています。
生命保険と損害保険はどう違う?
生命保険と損害保険を一緒にして表現することが多い保険業界。
どちらも契約した事柄に対して保険金を支払う点は
同じですが生命保険と損害保険は明確な違いがあります。
生命保険とはその文字通り「人の生命」に対しての保障です。
人がなくなった際に契約内容で決めていた保険金を遺族に支払うものです。
またそれだけではなく、病気や怪我、老後の生活資金を積み立てる保険など
商品のレパートリーは徐々に増えています。
それに対して損害保険が保障金を支払うのは「モノ」に対してです。
火災や事故、盗難と言ったことに対しての保障となります。
同じ業界扱いをされておりますが
それぞれがどの対象かを知っておくことは
就活の際に注意しておくべきでしょう。
またどちらにしても何かあった時の保険ですので
マイナスな感情のお客様と対応することが非常に多いです。
保険内容によってはお客様の希望に答えられない場面もあるため
多少のメンタルを強く持てる人が向いていると言えます。
生命保険業界の再編成
2015年、日本郵政グループのかんぽ生命が
完全民営化へ向けて上場し注目を集めました。
受けて立つ形の生命保険各社はM&A(合併、買収)へと動き出しました。
日本生命は三井生命を買収し、
第一生命は米国中堅生命保険のプロテクティブ生命を買収しました。
それに続いて明治安田生命は
米国のスタンコープファイナンシャルグループを買収しました。
大手生命保険業界はが海外M&Aで競い合っており
さらに、かんぽ生命と第一生命が業務提携し
保険商品を共同で開発、販売していく流れもできています。
まさに生命保険業界は今変革の時期にあると言ってもいいでしょう。
経営統合で3メガ損保体制
損害保険業界は
損保ジャパン日本興和HD、
東京海上HD、
住友海上や三井海上を中心とするMS&AD
の3メガ体制になっています。
女性の就職人気ランキングでも上位にくるのが
こちらの損害保険のエリア職です。
ただ、国内の損害保険以上は
成熟し相変わらず若者のモノ離れが続いている現状があるため
モノが売れなくなった今損害をかける対象が減っているのも現実です。
さらに高齢化による自動車の事故率がこれから徐々に高まっていくとすると
損害保険は出ていくお金も増えていくことになるので
大きな伸びは期待できないかもしれません。
そうした中海外での保険収入は増えており
各社とも海外市場への拡大に大きくシフトしています。
保険業界各社
■生命保険業界
✔︎かんぽ生命
保険料等収入5兆9567億円
✔︎日本生命保険
保険料等収入4兆8255億円
✔︎明治安田生命保険
保険料等収入3兆6162億円
✔︎第一生命保険
保険料等収入2兆8680億円
✔︎住友生命保険
保険料等収入2兆5042億円
■外資系
✔︎メットライフ生命
✔︎プレデンシャル生命
✔︎アフラック
■損害保険業界
✔︎MS&ADインシュアランスグループホールディングス
保険料等収入2兆9407億円
・三井住友海上火災保険
・あいおいニッセイ同和損害保険
✔︎東京海上ホールディングス
保険料等収入3兆1276億円
・東京海上日動火災保険
・日新火災海上保険
・イーデザイン損害保険
✔︎損保ジャパン日本興亜ホールディングス
保険料等収入2兆5080億円
・損害保険ジャパン日本興亜
・損保24損害保険
■外資系
✔︎AIU保険
✔︎チューリッヒ保険
✔︎アクサ損害保険
外資系の保険会社は個人主義なところが多く実力があれば
若くして年収1000万円は堅いでしょう。
ただその代わり実績を出せないと
数ヶ月で解雇なんてこともありますので
外資で若いうちにお金をためて
30歳前に起業を選ぶ選択肢も増えています。